支援に正解はない?「うまくいかなかった関わり」が、あとから意味を持つこともある

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おのれちゃんママ
おのれちゃんママ

おのれちゃんとの関わりの中で、 “こうすべき!” って思う関わりがあるのだけど、いつもうまく行かなくて。頑張っているのにー。

かんちゃん
かんちゃん

おのれちゃんママ!
いつもおのれちゃんにとって、良い関わりとなるように工夫しているのですね。
私も子どもとの関わりに悩むことはたくさんあります。
そんな時に師匠にもらった
“支援に正解・不正解はない”
という言葉をいつも思い出します。 

この言葉を聞くと、

「すごく曖昧」
「そうは言っても、子どもにとって

いいことをしっかりやってあげたい」

と思われるかもしれません。
正解がはっきりしない中で、それでも子どものことを考え続けている時間自体に、意味があるのではないかと感じています。

その関わりが 「正解かどうか」は、すぐにはわからない

しつけなど一般的に良いとされる子どもへの関わり方や対応方法は、多くの育児書などに書かれています。それが目の前のお子さんにとってフィットすることもあれば、全然合わないなぁと思うこともあります。

例え育児書に書かれている方法が うまくいかなかったとしても、 すぐにその方法が不正解だったと判断することは難しいように思います。

なぜなら、お子さんの育ちの経過を見ていく中で、後にわかることが多くあるからです。
失敗と思っていたことが、後から

「あの時の判断が正解だったのかな?」

と思えることもあります。
特に対人面や情緒の成長に関しては、その場で“正解・不正解”“白・黒”と判断しにくく、子どもが成長していく中で、意味が見えてくるものだと感じます。

※過去記事もご参考になればと思います
『今日は帰ります』という判断が、次につながることもある── 療育で泣いてしまった日の向き合い方 

「うまくいかなかった経験」が、次の関わりにつながることもある

支援者の私が、子どもとの関わる際に大切にしている言葉の1つにこんな言葉があります。


支援は、
8割失敗、2割成功

支援者は専門職である以上、

「うまくいってほしい」
「成果を出してほしい」

と期待されることも多いと思います。 無論、私自身も子どもたちとの関わりが100%成功できれば、とても最高だと思っています。

けれど、

そんな一筋縄でいかないのが子どもたち。

彼らは大人の想像することを簡単に飛び越えていきます。それがお子さんと関わる上での魅力でもあり、難しさでもあります。 

“成功”“失敗” という結果以上に大切なことは、子どもとの様々な関わりや出来事の中で、

  • どんな背景があり、なぜそのような行動を子どもがとったのか
  • 子ども自身、どんな気持ちだったのか

ということを振り返り、必要な情報を集めていきながら、次に繋げていくという点だと感じます。これらの積み重ねが、確実に子どもたちの成長につながっていきます。

“失敗”“不正解“という一面だけでなく、様々な角度・成長過程から子どもたちを捉えていくことが必要だと感じます。 

それは誰にとっての「不正解」だったのか

子どもとの関わりの中で感じる“不正解”“失敗” を紐解いていくと、


という視点があるように思います。
様々なケースを見ていく中で、意外と〈大人にとっての“不正解・失敗〉の場合も多いように思います。
大人側の「こうなって欲しかった」「こうして欲しかった」という願いや思いが強くなり、子ども側の“不正解”“失敗”になっている場合があります。

もちろん、大人が「こうして欲しい」「こうなって欲しい」と願う気持ちを持つことは当然のことだと思います。ただ、こうした気持ちの背景には、大人自身の育ってきた環境や歩んできた道・経験が無意識に影響していることがあります。大人側が経験してきた方法が、目の前にいるお子さんにとってマッチするかといえば、そうでないこともあります。
 
関わる大人が、無意識な部分に意識を向け、一歩引いた気持ちで、

「それは誰にとっての“不正解”“失敗”?」

と考えることが大切なのではないでしょうか。 

方法論よりも、「過程」と関係性を見ていく視点を

子どもとの関わりの中で“正解”“成功”があるとしたら、その“正解”“成功”は複数あり、その時々で変化していくように思います。

同じ方法なのに、関わる人が違うだけで、うまくいったりいかなかったりする」そんな場面に出会ったことはありませんか?

Bちゃんは、手を洗うことが大嫌い。
だけど、C先生が歌を歌いながら誘ってくれると笑顔で手を洗うことができます。
D先生がC先生と同じ歌を歌いながら誘っても全く反応しません。

なぜでしょう。それは、

・子どもとそれぞれの大人との関係性の違い
・関わりの絶妙なタイミング・間・提示の仕方の違い

など他にも理由がたくさんありますが、子ども自身の中で何かがあるのでしょう。

もしかすると
D先生には、C先生とは違うBちゃんとの繋がり方があるのかもしれません。

関わり方や対応方法を統一することは、支援の中ではとても大切なことだと思います。 
ただ、D先生にはD先生の、C先生にはC先生のBちゃんとの繋がる道があると思っていて、それは違っても良いと感じるのです。

関わる大人1人1人が、ひとまず子どもと関わり、それぞれの場・関係性にフィットするより良い関わり方を継続的に探っていき、みんなでゴールを目指していくことができたら良いのではないでしょうか。

そこでは、1つの方法や“正解”“不正解”に囚われず、様々な関わり方や方法、経過に着目することが大切だと感じます。 

まとめ

誰しもが

「子どもにとってより良い関わりを」

と願っていると思いますが、より良い関わりには、正解・不正解はありません。正解だと思っていた関わりが、次の日はうまくいかないことや、不正解だと思っていたことが半年後、やっぱりよかったという場合もあります。

大切なことは、

その時・その瞬間の子どもを見ていくこと

・歩んできた過程を踏まえて子どもを見ていくこと

・その子に関する情報(関わりの背景や他の人の関わりなど)を集める

これらのことだと思います。

すぐに正解が出なくてもいい、正解を出すことをゴールにしなくても良いのではないでしょうか。

かんちゃん
かんちゃん

子どもとの関わりがうまくいかないときにふと思い出していただけたら、幸いです。

今やっていることは無駄じゃない。 

必ず、先に繋がっています! 

一緒に歩んでいきましょうね。

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