
あーーーー!!!
今日も朝からおのれちゃんのかんしゃくが酷すぎて大変だったよーー!

こんにちは!スーパーおのれ応援団のかんちゃんです^^
ママ、本当に毎日お疲れ様すぎる!ナイスファイト!!!!
癇癪が続く毎日は、本当に大人も子どももエネルギーゼロになってしまいますよね。
私自身、100人を超えるお子さんと関わる中で、いろんな対応や関わりをしてきました。

え、かんちゃん!
かんしゃくを無くすにはどうしたらいいの?!?!

即、完璧にかんしゃくをなくすことは難しいかもしれないけど、
①かんしゃくの原因を探る
②かんしゃくが起きたときによりよく対応すること
③そして未然に防ぐ
の3点を意識すると、グッとかんしゃくが減る場合が多いですよ!
一緒に見ていきましょう!^^
癇癪(かんしゃく)の起きる原因4選
癇癪が起きる原因は、必ずこれだ!という特定できることもあれば、できないこともあります。例えば、こんな理由は当てはまりませんか?
うまく気持ちを伝えられない
言葉での表現が難しいお子さんの場合、伝えたいことや要求を伝えられずに癇癪となることがあります。言葉で日常のやりとりができるお子さんでも、自分の気持ちを的確に言葉で表現できるかは別問題。実際に言っていることと、思っていることが全然違うこともあります。

エピソード:母「さっきラーメンって言ったから作ったのに!!!(怒)」本当はどら焼きが食べたかったAくん。・・・うまく伝えられずかんしゃくに発展。
感覚過敏や不快感
お子さんによっては、様々な感覚に敏感・鈍感な場合があります。 例えば、大きな音がする場所、人混みのざわざわしたところ、暗いところ、狭いところなどが苦手な場合も多いです。また、暑いところや寒いところが、風が吹いているなど気候の変化に対しても苦手さが見られる場合もあります。

意外と見落としがちなのが、生理的欲求に関する点。《ねむい》《お腹すいた》《調子悪い(体調不良)》《疲れ》などの状態で変わったことはないか探ります。特に、《調子悪い(体調不良)》は自分で正しく訴えることが難しい場合が多いです。すごい癇癪のあと、熱を測ったら40℃!なんてこともよくあります。
予定の変更や見通しの持ちにくさ
特にいつもお決まりのルーティーンを愛するお子さんは、いつもと違うことや変化に対して敏感で癇癪につながることがあります。特別なイベントがあるなど、明らかな変化に対しては対応しやすいのですが、大人は全く気づかない些細な変化に対して不安に思うこともあります。
お子さんによっては、独特な物事への理解の仕方や見通しを持っていることがあり、「違う!」と困惑することも多いです。

道を覚えるのが得意なBくん。以前、おもちゃ屋さんへ行った道を通ったため、おもちゃ屋さんに行くと勘違いして癇癪に・・。おもちゃ屋さんへ行くなんて一言も言ってないよー!!!と泣きたくなりますよね(汗)
わからんけど、癇癪している
毎回、なんだろうなんだろうと原因を探るのですが、残念ながら全くわからないこともあります。そんな時は、「わからんけど、なんかあるんだなぁ」と思いながら、探り続けています。意外と後々にわかることもあります。
癇癪(かんしゃく)への効果的な対応方法5選
①まずは安全確保をする
癇癪を起こしている場合、衝動的に目に入ったものを投げる行動を取ったり、家具などに頭をぶつけて怪我をする恐れがあります。まずは、近くにある危険なものをどけましょう。場合によっては、落ち着くことができる場所に誘導することも、気持ちの切り替えには有効的です。
お子さんご本人や対応する方の安全を確保しましょう。
②対応する人がドンと構える
対応する大人の心もちはかなり重要です!
どうしても癇癪を起こしている子どもを見ると、焦ってしまったり、なんとか切り替えしてもらいたい!と思い、声かけを繰り返したり、関わろうと積極的になることがあります。(私もそうでした。)
多くの癇癪中のお子さんと関わる中で、特に大切だなと思ったことは
一旦、落ち着き、諦める。時間をじっくりかける!
ということです。対応している人の焦る気持ちや気持ちの変化に対して、お子さんはかなり敏感に反応します。まずは一息ついて、「大丈夫、いつかおさまる」と思いながら対応するとグッドです。
③刺激を減らして、見守りながらよく観察する
癇癪中のお子さんは、ちょっとした刺激に対して敏感に反応することがあります。特に、過度の声かけは、混乱を招くことにつながります。まずはお子さんの様子を見守りつつ、少し落ち着いたかな?と思うタイミングで声かけや切り替えにつながる行動の提案ができると、癇癪の時間がグッと短くなりますよ!
④気持ちの確認と代弁を行う
お子さんの気持ちが少し落ち着いたタイミングで、お子さんの気持ちを想像し代弁していきます。

Bくんの事例では、少し落ちついたタイミングで「悲しかったね」「おもちゃ屋さんに行けなかったことが嫌だったんだね」などと、本人の今感じている気持ちを代弁していくことで、お子さんが”わかってもらえた”という心の安心感を感じることや気持ちを切り替えることにつながる場合もあります。
⑤次の行動などを選択肢を提示し、気持ちの切り替えを図る
気持ちが落ち着き、やり取りができる段階になったタイミングで、
お子さんが気持ちを切り替えられそうなアイテムや、落ち着く場所、行動(水分補給など)を提示し、お子さん自身に選択してもらうことで、気持ちを切り替えられる手立てに繋げていけると良いですね。
癇癪(かんしゃく)に付き合うのは、エネルギーが必要!
今日は、癇癪の原因と起きたときの対応についてお話ししました。 癇癪が起きてしまったら、できれば 早く終わりたい!と思うのは、大人も子どもも同じ。もし、起きてしまったら難しいかもしれませんが、深呼吸して対応できるとGOODです^^
そして、癇癪を切り抜けられたら、大人も自分に「頑張った!」と声かけしてあげてくださいね。

かんしゃくを未然に防ぐ方法については、また次回取り上げますので
参考にして頂けたら幸いです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!



コメント